高校3年生の秋に大学進学を決め、新思考入試で早稲田大学に挑戦したところ1次合格するも2次で不合格。浪人生として東京に上京してAO試験で慶應義塾大学に受験を決意するも失敗してしまいまたもや不合格。残りの3か月間、二宮金次郎方式で勉強に取り掛かり慶應義塾大学 総合政策学部に無事合格。
慶應義塾大学
慶應義塾大学は最難関私立大学で60.0~72.5という高い偏差値を誇っています。今回合格した慶應義塾大学総合政策学部は慶應義塾大学SFCとも言われ日吉キャンパスではなく、湘南藤沢キャンパスに位置する学部です。偏差値は70.0と大学の中でも高い偏差値を誇っています。入試で小論文が必須であったり他の学部とは少し異なった入試形式になっているため合格するためには早い段階から専科以外にも小論文の対策をする必要があります。
元首相の小泉純一郎さんや国家公安委員会委員長を務める河野太郎さんなどの政治家やアナウンサーの岩本乃蒼さん・弘中綾香さん・水卜麻美さんを始め歌手のmiwaさん・お笑い芸人の田中敦彦さん・トリンドル玲奈さんなど多くの著名人・実業家・政治家・芸能人などを輩出している名門大学としても名を轟かしています。
今回はAO入試で慶應義塾大学に挑戦するも失敗し、たった3ヶ月間の対策で慶應義塾大学SFCに一般試験で合格を掴み取った大沢さんの実録合格者カレンダーです！
高校3年生の秋に進路変更。浪人として上京
小さいころからクラシックバレエを習っており、将来もバレエの道に進むつもりだったため高卒でバレエダンサーになる予定でいましたが高校3年生の秋に違うと感じ大学進学の道へ進路を変更します。現役時代は新思考入試というものを利用して早稲田大学へ挑戦し、1次試験は合格しますが2次試験で不合格。浪人をしてもう1度大学受験に挑戦することを決意しました。
秋田県大館市の出身で秋田県の中でも田舎の方に住んでいたため、しっかりとした塾に通うためには中心部まで行かないとない状況。お姉さんが東京に住んでいるという事で時間をかけて中心部まで勉強をしに通塾するくらいなら上京して予備校に通った方がいいと考えた結果、東京にいるお姉さんの家に居候させてもらいながら浪人生活を送ることを決意します。
上京し、通う予備校を調べていたところ武田塾を発見。
様々な校舎へ相談へ行ったところ上野校なら頑張れる！と思い高校を卒業した3月下旬に武田塾 上野校に入塾しました。
将来やりたいことを見据えてAO入試に挑戦
将来バレエダンサーとして活躍するのではなく、起業してアートプロデュースをしたりもともと取り組んでいた地域活性化に繋がる企業を本格的にやるためには大学に進学をして知識を身に付けるべきであると考え、慶應義塾大学を目指します。最初からAO入試でしか挑戦するつもりがなかったため、AO入試の対策をメインに特訓に取り掛かります。
3月に入塾して早速英語の特訓から始めました。
英語は『システム英単語[5訂版]』で基礎から1つ1つ丁寧に英単語を身に付け、『英文法・語法 Vintage』を用いて英文法を基礎からマスター。更には『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』でより基礎を固め、『英文読解入門基本はここだ！』で英文解釈を解くことでアウトプット。
6月に国語も追加します。『［改訂版］現代文キーワード読解』で現代文読解の力を習得しながら『入試漢字マスター1800+』を活用して入試に必要な漢字を1から暗記します。『マーク式基礎問題集 現代文［六訂版］』ではセンター試験より易しい演習問題で練習を積みます。6月には英語も参考書を追加して『速読英熟語』『英文法ファイナル問題集 標準編』などより実践的な内容の参考書を解き、『英文解釈の技術100』は2周。『毎年出る頻出英語長文』とパラフリーディングを行うことでAO試験に対応できる実力を身に付けます。
アルバイトを始め勉強ペースが乱れる
5月から武田塾の学費と受験料などを稼ぐためにアルバイトを始めます。
お世話になっていた人が起業することになったことを機に個人事業主として動画制作の仕事を始めました。仕事を始めると勉強の時間が以前のように取れなくなってしまっただけでなく、仕事として自分がやりたかったことをやれている現状に満足してしまいAO入試直前の7月から勉強へのモチベーションが無くなってしまいます。
モチベーションがなくなってしまって以降は失速してしまうも、AO入試直前だったためAO入試対策には取り掛かりますが一般入試対策として行っていた普通の受験勉強は疎かになってしまいます。そんな状況でAO入試を受験するも、倍率が高かったうえに自分の軸がぶれていたため結果は不合格。地方活性化や起業は総合政策学部の方があっているのになぜがAO入試は環境情報学部に出してしまったのが1番の敗因ではないかと分析。
日大危ういレベルからの挑戦
モチベーションがない中AO試験を受験し、不合格になってしまうも最初からAO試験で大学進学する予定しかなかったため一般入試の対策をそれほどやってきませんでした。このまま仕事をするか受験勉強を続けるか悩みますが、自分のためではなく後がない自分を今まで周りで支えてくれた方々のために受験することを決意します。結果はどうであれ誠意を見せて一生懸命受験勉強と向き合う覚悟を決めました。
現状は日大ですら危ういレベルのため1から徹底的にたたき込みます。周りの方々のために一生懸命受験勉強をすると決めてからは上野校が開校している10時~22時まで自習室に缶詰めになって勉強に取り掛かります。さらに塾にいない時間でも二宮金次郎勉強法を活用してスキマ時間をフル活用。電車の中はもちろんのこと、歩きながら・入浴中も参考書をひたすら解き1月には過去問をある程度読めるようになりました。
世界史と古典を鍛えて一般入試に挑戦
英語はAO入試のために受験勉強をしていたのである程度知識や実力は身に付いていますが、世界史と古典が不足しているため基礎から立て直し。早慶レベルに匹敵できるほどの実力を身に付けるためにひたすら参考書を解きます。世界史で足を引っ張られるものの、慶應義塾大学を受験する前に東京農業大学と日本大学 芸術学部に合格しました。
一般入試では慶應義塾大学 商学部・総合政治学部・環境情報学部、早稲田大学は教育学部・商学部に受験しました。慶應義塾大学SFCである総合政策学部と環境情報学部は世界史が不要のため手ごたえを感じるも、早慶ともにSFC以外の学部は世界史が必須です。世界史の出来が悪くて足を引っ張り不合格でしたが、英語も小論文も自信があった慶應義塾大学 総合政策学部に合格を成し遂げました。
AO入試で失敗するも日大危ういレベルから慶應義塾大学SFC合格 | まとめ
高校3年生にバレエダンサーになる進路をやめ、大学進学の道を選びました。現役では新思考入試で早稲田大学に挑戦するも2次試験で不合格。上京し浪人生として慶応義塾大学へ挑戦します。慶応義塾大学もAO入試で挑戦するつもりのため最初からAO入試の対策に特化。4月から特訓を始め5月に塾と受験の費用を稼ぐためにアルバイトを始めるとモチベが下がってしまうもののAO入試は受験しますがなんと不合格。一般入試へのモチベはありませんが支えてくれた方々のために受験を決意します。
日大も危ういレベルでしたが二宮金次郎勉強法を実践し、諦めずに1日中勉強をした成果が出て慶應義塾大学SFCに無事合格を成し遂げました。
